top

妊娠前の葉酸摂取について

葉酸欠乏性貧血について

葉酸には赤血球を作る作用があります。葉酸を適正な量で摂取していれば、血液量は増え血行が促進されます。葉酸の摂取が少なすぎると「葉酸欠乏性貧血」を引き起こします。

葉酸欠乏性貧血は、簡単に言うと葉酸が体内に不足している状態で引き起こされる貧血の事です。これが起こると、本来葉酸の役割である赤血球の造成がうまくいかなくなり、正常な赤血球が作り出せなくなります。そうすると赤血球自体のサイズが大きくなります。赤血球は血液と酸素を体内に送り出すという役割を担っていますが、サイズが大きくなるとその役割を果たせなくなります。つまり体が酸欠状態に陥ってしまうのです。その結果として、めまいや立ちくらみ・頭痛などの貧血の症状が出てきます。

葉酸は体内で生成することができない栄養なので、食事やサプリメントから摂取していく必要があります。葉酸は緑黄色野菜に含まれている栄養のため、普段の食生活で野菜を摂るように心がけることで葉酸欠乏性貧血を予防することができます。「野菜を食べているのに貧血のような症状が出るとき」には、調理の仕方を変えることを検討してみましょう。

葉酸は水溶性ビタミンです。さらに熱に弱いという特性があります。加熱しすぎると葉酸が壊れてしまい、体吸収される量がぐんと低くなってしまいます。またアルコール成分は葉酸の吸収を妨げてしまいます。さらに、体内にある葉酸も壊してしまうため葉酸量がどんどん減少してしまいます。その結果、葉酸が少なくなってしまうのです。女性であればピルの服用も葉酸の吸収を妨げる要因となります。そのほかにも下痢をしているとき、葉酸以外のビタミンが不足しているような状態は、葉酸も排出されやすい状態のため欠乏してしまうこともあります。

適正量の葉酸を体内に吸収させるためにも、アルコールは控えめにして、調理の方法もほどほどの加熱で葉酸を壊さないように工夫することが大切です。また、サプリメントで葉酸を補うこともできます。毎日の食生活の見直しと必要であればサプリメントで葉酸を補い、体内の葉酸量を減らさないようにしていきましょう。