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妊娠前の葉酸摂取について

妊娠初期に葉酸が必要な理由

産婦人科でなどで妊娠が確定されると、「葉酸を摂るようにしてください」と言われることがあります。それは、妊娠初期にとても大切な栄養素だからです。

葉酸は赤ちゃんの成長を助けてくれる栄養で、妊娠中の特に赤ちゃんが活発にそして急激な成長を遂げる妊娠初期に必要な栄養素です。具体的には、赤ちゃんの先天的な異常である「神経管閉鎖障害」のリスクを低くする効果があります。この神経管閉鎖障害は、脳や脊椎を形成する際に正常に形成されないことにより起こる先天異常の一つで、日本国内でも発症率が上がっています。もちろん、葉酸の摂取だけでは完全に予防できるものではありませんが、リスクを少しでも減らすためには葉酸の摂取が欠かせないのです。

妊娠期の葉酸摂取において重要な期間となるのが「超妊娠初期」と「妊娠初期」です。超妊娠初期とは妊娠0週から4週目までの期間で、この時期は排卵・受精・着床・分裂が起こっています。妊娠検査薬や婦人科の受診でも妊娠と判定できない期間ですが、体の中ではしっかりと妊娠反応があります。妊娠1か月目と言われます。妊娠初期とは妊娠5週目から8週目までを指し、妊娠2ヶ月頃です。この時期になると検査薬や婦人科でも妊娠判定が可能になります。赤ちゃんの様々な器官の形成が始まるのは超妊娠初期の段階です。つまりこの時期をしっかり知っておくことが、先天的異常のリスクを減らせることにつながるのです。

妊娠1か月目・2か月目では、1日400μgの摂取が勧められていますが、実はその量は食事以外からの摂取量のことです。葉酸は食事だけではなかなか摂取しにくい栄養素のため、サプリメントなどで補給することが勧められています。

葉酸を多く含んでいる食品にはほうれん草・ブロッコリー・レバーなどがあります。これらの食材を毎日の食事に取り入れ、さらにサプリメントでの補給を行い、赤ちゃんの成長を助けてあげることができます。